Friday, January 1, 2010

Shanghai trip

上海へは母と、妹と3人で行った。(お父さん、子供の面倒見てくれてありがとう!)

まず、一日目に行ったのは中国雑技団と桃源郷というマッサージ屋。中国雑技団の人達はすごかった。あれは人間技ではない、という技をいとも簡単そうに成し遂げた。誰かに聞いた話なのだが、彼らは本番中間違えたりすると夜ご飯すら食べさせてもらえないという過酷な生活を送っているらしい。

二日目:上海博物館。昔の絵、お金、Statue、花瓶など、いろ~んなものが展示されていた。宝石なんかは、ものすごく細かいつくりで、昔の中国人の技術はすごいなあ、と思い知らされた。偉い人が座る椅子にしたって、丹念に作られていた。

この後、上海で有名なよえん(漢字は中国の難しい漢字なのでタイプ不可能)という庭園へ。四川布政使であった役人が父の為に作ったが、出来上がったときに父は他界していたらしい。素敵な庭園だった。よえんを案内してくれたガイドさん(約30歳半ばくらい)が言ってたんだけど、ガイドさんのおばあちゃんの時代は結婚相手と初めて会うのが結婚の日だったらしい。おばあちゃんってことは結構最近までそんな風習だったってこと。昔は想像以上に我慢しなきゃいけないことが多くて、辛かっただろうな、、と思った。

その後、新天地と呼ばれるお洒落な町へ。ここは何もかもが高く、ちょっとNYを思わせる雰囲気。スターパックスがものすごく込んでいた。

その後は昨日も行った桃源郷(マッサージ屋)にまた行った。ここのマッサージがまた最高!日本の約半額。店の雰囲気もよく、日本人客が80%を占めるということで日本語OK。かなり癒されて帰った。

3日目:3日目は妹が、ねぎったりできる店に行きたいというので、なんとかいう市場へ。ここがすさまじかった。いかにも日本人チックな格好をしている母と歩いていた為、”Hand bag~Shoes~”とかなんとか言いながら中国人の男の人が10分くらいうちらのあとをつけてきて、怖くなった。なんとかして物を売ろうという考えなのだろう。妹はもうイヤ!!!と恐ろしがり、別のところに行きたいと言い出したため、そこには約20分くらいしか居られなかった。その間に母は、靴下や生活用品を値切ってみたりしてものすごく安く商品が手に入った。すごい、中国!でも、こんなことをしながらも、こじきの人たちが何人か回りに居て、お箸と茶碗を持って座りこんでいる。なんだか罪悪感を感じた。ここと前の日に行った新天地との感じは全く違っていて、中国の貧富の差はほんと~うに激しい、と痛感した。

今回、中国の人たちのすさまじい生活模様をまのあたりにして、小さなショックを受けた。もちろん、新聞や本、ニュースなんかで今までも聞いたことがあるけど、実際見るのとは違う。私達が平和に暮らしている中で、ご飯を食べるお金にありつくことすら必死な人たちもいる。世界中の人達が平等に平和に暮らせる日は、いつになったら来るんだろう。ジョンレノンの歌や、二-ルドナルドウォルシュの本のように国境や、宗教や所有なんて無かったら皆平等に戦争も無く平和に暮らせるんだろうけど、今お金を持っている人たちがそれを貧乏な人たちと分け合うなんてことまずしないから状況はなかなか変わらない。